我々は常に生業としてのやきとり店経営ということの意味を、その価値を真剣に追及しています。
ある街にある一軒のやきとり店が、その街にどのような存在意義を持つことができるのか。
そのやきとり店を経営することを通じて、どのような社会性を持つことができるのか。
生涯の生業として成り立たせるためには何が必要なのか。

神戸市西区ではじめた一店舗目から、ずっと追求してきたことです。
最初は文字通り手探りで、お客様に教えていただく日々でした。
「これちょっと高いんちゃう？」「これはもうちょっとこうしたほうがいいよ」などなど。
すこしでもお客様の期待にお応えできるようにとしているうちに、メニューがどんどん増えて、今の500近い数になりました。
また食べ放題、飲み放題というスタイルも生まれました。

そしてある時、ふと振り返ってみて、ある実感につながりました。
ここまでいろいろあったが結果としてうまく来られたのも、
我々が地域のお客様に認められ、愛されて来たからだと。

その地域に必要とされる店舗。
それが我々の究極の目標であり、それを作っていくことが存在意義だと考えています。

例えばアルバイトスタッフに対して、単に作業を教えるだけではなく、仕事の楽しさや、チームの一員としての行動、お客様との信頼関係の構築などを通じて、人としての成長につながるような教育をしていきます。

そこからお客様によりよいサービス、料理、想い出を提供できるように、スタッフ一人一人が考え、日々努力しています。

やがてお店を卒業して、それらの経験をいかして新しい人生を進み始めても、新しい仲間を連れてこんどはお客様として来店してくれる。

これはほんの一例ですが、そのような地域の人々の人生と長くすこしずつかかわっていくことで、地域と共に成長する店舗経営をめざしています。

我々は創業以来「できることはすべてやります」という精神でお客様と接してきました。それが少なからず地域に愛していただける店舗の原動力になっていると考えています。
「できることはすべてやる」とは単なる奉仕の精神ではありません。
奉仕活動になってしまってはビジネスとして継続できません。
我々がフランチャイズ本部として加盟店やお客様、仕入れ先などの協力会社様に、加盟店のオーナーはお客様やスタッフやそれぞれの協力会社様に、それぞれがそれぞれの立場で「できること」を考えて取り組んでいきます。その積み重ねがすこしずつ地域での存在価値を育み、愛される存在へとしてそこで対価を頂き、また地域に貢献していけるのです。
我々と一緒に、生涯の仕事として続ける価値のある店舗経営をめざしませんか？